軽量&ロー設計のテントを探していた私が、最終的に選んだのがノルディスクのオップランド 3LW(シルナイロンモデル)です。
オップランドにはLW・SI・PUの3バリエーションがあり、3LWは10Dナイロン+両面シリコンコーティングで約1.98kgという超軽量モデル。同じ形・広さでも素材と重量が違う3モデルの中でも、LWは最も軽量化に振ったモデルです。
👉 結論から言うと、ローテント派・軽量化重視のキャンパーには3LWのシルナイロンモデルが正解。理由と実際の使用感を、設営から日常運用まで正直にレビューします。
🎯 オップランド 3LWを選んだ理由
軽量で使いやすいテントを探していて、最終候補に残ったのがオップランドシリーズでした。
ノルディスクのテントは大きく分けて、レガシーシリーズ(コットン素材のクラシカルなテント)とパフォーマンスシリーズ(軽量・機能性重視)の2系統があります。
レガシーシリーズの代表格が、おしゃれキャンプの定番「アスガルド(Asgard)」。コットン100%でシルエット・佇まいともに圧倒的に映えるテントです。一方、私が選んだオップランド 3LWはパフォーマンスシリーズのシルナイロンモデル。デザイン性は控えめながら、軽量性と機能性で勝負する系統です。
オップランドにはLW(10D超軽量シルナイロン)/SI(40Dシルナイロン)/PU(PUコート・耐久重視)の3モデルがあり、私がLWを選んだ理由は次の3つです。
① 1.98kgの圧倒的な軽量性
3人用テントとしては破格の軽さ。LWはPUより約3kg軽く、収納時も幅48×奥行13cmとスリム。バックパック収納も視野に入る重量です。
② ロー&ワイドなトンネル型シルエット
サイドが横長に伸びるトンネル型は耐風性に優れ、地面に対して低い設計のため強風下でも安定。軽キャン(軽自動車キャンプ)スタイルとも相性◎で、グランピング系の高さがあるテントが苦手な方にも合います。
③ ペグ5本で立つ簡単設営
ソロ運用が多い私には、最低限のペグだけで設営完了する手軽さがありがたいポイントでした。

📊 オップランド LW / SI / PU の3モデル比較
オップランドには「LW」「SI」「PU」の3モデルがあり、形や広さはほぼ同じで、生地と重量が違うのがポイントです。
ざっくり住み分けるとこんな感じ。
- LW(Light Weight) → 超軽量・UL寄り
- SI(Silicone) → 軽量+高耐久のバランス型
- PU(Polyurethane) → コスパ&普段使い
| モデル | 素材 | 重量 | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| LW | 10Dナイロン+両面シリコン | 約1.98kg(3人用) | 超軽量/収納も最小/高級素材/DACポール+ダイニーマガイライン | 軽量重視・UL派・ロングツーリング |
| SI | 40Dナイロン+両面シリコン | 軽量(LWより重い) | 引裂強度が高い/雨に強い/長く使える | 本格キャンプ・耐久性重視・海外ツーリング |
| PU | ポリウレタンコーティング(生地は厚め) | 重め | 耐水性高い/管理が楽/価格が安い | 初心者・雨キャン・子連れ・雑に使いたい人 |
LW vs SI|本当の違いは「生地厚」
LWとSIは同じ「シルナイロン系」ですが、生地厚が大きく違います。
- LW(10D):とにかく軽量/収納が超小さい/UL寄り/生地がかなり薄い/気を使う
- SI(40D):軽いけど安心感あり/引裂強度が高い/強風に強い/長く使える
同じシルナイロン系でも、生地厚が4倍違うので、運用感はかなり別物です。軽さに全振りするならLW、バランス重視ならSIがおすすめ。
PUは日本で一番現実的なモデル
PUは扱いやすさと価格のバランスが良い実用派モデル。耐水性が高く、生地も厚めなので雨キャンでも安心感があります。初心者・子連れ・雨が多いシーンで使うなら、現実的な選択肢としてPUが最適。
ただし重量・収納サイズはLW/SIに比べて大きめで、いわゆる「高級感」は控えめ。Reddit等の海外コミュニティでも「耐久性と安心感重視ならPU」という声が多いモデルです。
📦 スペック・基本情報
| 項目 | スペック |
|---|---|
| メーカー | ノルディスク(NORDISK) |
| 商品名 | オップランド 3 LW(Oppland 3 LW) |
| 定員 | 3名 |
| カラー | フォレストグリーン(実機)/バーントレッド の2色展開 |
| 重量 | 1.98kg(超軽量) |
| フライシート サイズ | 幅430×奥行210×高さ120cm |
| インナーテント サイズ | 幅225×奥行190×高さ110cm |
| 収納サイズ | 幅48×奥行13cm |
| 耐水圧(フライシート) | 2,000mm |
| 耐水圧(グランドシート) | 8,000mm |
| 素材 | フライ/インナー/グランドシート 100%ナイロン |
| ポール | DAC(アルミ) |
| ガイロープ | ダイニーマ製・リフレクター付き 1.2mm |
| 必要ペグ数 | たった5本で設営可能 |
| 付属品 | ガイロープ/ポール/ペグ(アルミ) |
主な特徴
- エアロダイナミック構造のトンネル型設計で強度&耐風性に優れる
- 幅190cmあり、大人3人収容できる広さ
- 調理・収納に使える広い前室付き
- 両側に大型ベンチレーション+2つの入口で換気◎
- DACポール採用で軽量&高強度
- ジッパー式ドア(開閉後収納可能)
- 収納ポケット付きで小物管理ラク
- クイックアタッチメントフックで設営スピード◎
👇 同じスペックでカラー違いのバーントレッドもあります。グリーンよりリーズナブルに手に入りやすい傾向です。
⛺ 設営してみた|所要時間・コツ

初回でも約20分、慣れれば15分前後で設営完了します。手順はざっくりこんな感じ。
設営の流れ
① グランドシート(DOD 3人用)を敷く
② フライシートを広げる
③ DACポールを3本のチャネルに通す
④ インナーテント側をペグ3本で固定し立ち上げて、前室側を2本ペグダウン。各ポール箇所に6本ペグダウン。
⑤ インナーテントを内側にフックで吊るす(2回目からは不要)
※ペグの本数について
最低限の設営なら5本でOK、しっかりテンションを張るなら11本+ガイロープ8本がおすすめ。風が強い日や長時間滞在する日はしっかり張った方が安心です。
つまずきポイント・コツ
・ポールチャネルにポールを通すとき、無理に押し込まずに少しずつ送り出す
・風がある日はインナー側のペグ3本を先に打ち込んで仮固定すると安定する
・ペグ数が多めの設営なので、1人で立てる場合は風のない時間帯を狙うのがおすすめ
・しっかり張るならガイロープ8本も併用すると、強風下でも安心感が一段アップ


🏕️ 実際に使ってみた感想
実際にキャンプで使ってみると、車中泊で慣れている私には3人用でも家族4人で余裕でした。
広さの体感
幅190cmは大人2人がゆったり寝られるサイズ。3人で寝るとややタイトですが、就寝オンリーなら問題なし。荷物を入れて寝るならソロ〜2人がベスト。
前室の使い勝手
前室が広めに取られているので、雨の日でも靴の脱ぎ履きや調理スペースとして大活躍。バーナーを置いて朝コーヒーを淹れる時間が至福です。
換気・温度感
両サイドの大型ベンチレーションと2つの入口のおかげで、夏場でも内部が蒸しにくい。冬はローテント特有の狭い空間のおかげで熱が逃げにくく意外と暖かい。


✨ ここが良かった3つのポイント
- 1.98kgの軽さ:3人用テントとしては破格の軽量設計
- ロー設計&エアロダイナミック構造:風に強く、安定感のあるシルエット
- ノルディスクならではのデザイン性:トンネル型の佇まいとカラーリングで他のキャンプサイトと差がつく
⚠️ 気になった点・注意点
良いことばかりではないので、購入前に知っておきたいポイントを正直に書いておきます。
① 朝の結露が気になる
シルナイロンは温度差で結露が発生しやすい素材。早朝は内側がしっとり濡れていることが多く、撤収前にタオルで拭き取る作業が必要になることも。
② 価格がめちゃ高い
ノルディスクの正規品なので、コスパ重視のテントと比べると価格は高め。特にフォレストグリーンは品薄&高騰傾向があります。バーントレッドの方が手に入りやすい印象。特にULに拘りが無ければSIの方がコスパが良いと思います。
③ インナー高さ110cmで立てない
ローテント特有の制約で、テント内では座るスタイル前提。立ち上がって着替えたい人には不向きなので、出入口で着替える運用になります。
✅ こんな人におすすめ
- 軽量化重視のキャンパー
- 軽量・コンパクト収納のテントが欲しい人
- 軽キャン(軽自動車キャンプ)スタイルでロー設計を活かしたい人
- ノルディスク好き/ローテント派
🛠️ あわせて使っているギア
オップランド 3LWは付属のグランドシート・アルミペグでも使えますが、私はカスタム運用としてサードパーティ製のギアと組み合わせています。
グランドシート → DOD 3人用
純正のグランドシートも悪くないのですが、私はコスパとサイズ感のバランスでDODの3人用グランドシート(GS3-565-GY)を組み合わせています。
選んだ理由
・耐水圧5,000mmで地面からの湿気をしっかりブロック
・ポリエステル素材でシルナイロンより丈夫
・サイズ感がオップランド 3LWのフライシートとほぼジャスト
・グレー色なのでテント本体のカラーを邪魔しない
純正と比べると価格は半分以下。「グランドシートは消耗品」と割り切るならコスパは最高です。

ペグ → チタンマニア チタンペグ
付属のアルミペグも普通に使えますが、軽量化と強度のバランスを求めてチタンマニアのチタンペグ20cm×8本セットに乗り換えました。
選んだ理由
・チタン製でアルミより軽く、スチールより強い絶妙なバランス
・20cmなのでオップランド 3LWの設営に必要な長さを十分カバー
・8本セットでオップランド 3LW(5本必要)+予備3本がちょうど良い
・硬い地面・砂利・草地でも曲がらない強度
・専用収納袋付きでまとめて持ち運びやすい
軽量化への貢献はもちろん、設営時の打ち込み感も気持ちいいので、買い替えて満足度の高いギアでした。
📝 まとめ
ノルディスク オップランド 3LWは、軽量化&ロー設計を重視するキャンパーにとって現時点で最強クラスのシルナイロンテントだと感じます。
軽さ・ロー設計・換気性・パフォーマンスシリーズらしい機能性。すべてが「ストレスなく使える3人用テント」として完成しているのが選んでよかったポイント。
価格は張りますが、ノルディスクのパフォーマンスシリーズを長く使いたい人には十分元が取れる買い物です。レガシーシリーズのアスガルドに憧れつつも軽量化を取った私には、ベストな選択でした。カラー違い(バーントレッド)でコストを抑える選択肢もあるので、自分のスタイルに合うほうを選んでみてください。
