夏のエブリイ車中泊、正直、何も対策しないと暑くて寝られません。断熱材の少ない軽ワゴンの車内は、外気温がそのまま寝苦しさに直結します。
この記事では、我が家が実際にやっている夏の暑さ対策を「風を通す・風を回す・冷やす・寝る環境・電源・場所選び」の6つに整理してまとめました。それぞれ詳しく書いた記事があるものは、あわせて紹介します。
🎯 結論:暑さ対策マップ
我が家の夏の車中泊は、この6つの組み合わせで成り立っています。上から順に効果が大きいと感じている順番です。
| 対策 | やること |
|---|---|
| ① 風を通す | 網戸3〜5箇所+バックドアを半開き固定で「空気の抜け道」を作る(この記事で詳しく) |
| ② 風を回す | バッテリー内蔵ファンで車内の空気を動かす |
| ③ 冷やす | クーラーボックス+保冷剤で飲み物・食材をキンキンに保つ |
| ④ 寝る環境 | マット・枕・目隠しを整えて眠りの質を上げる |
| ⑤ 電源 | サブバッテリーでファンや調理の電源を確保する |
| ⑥ 場所選び | 標高の高い場所で車中泊して、そもそも涼しい所で寝る |
🌬️ 風を通す:網戸3〜5箇所+バックドア半開き
我が家の暑さ対策の土台がこれです。バックドアをストッパーで半開きに固定し、そこに網戸を付ける。さらに窓にも網戸を付けて合計3箇所、暑い日は前席の窓も網戸にして合計5箇所を開けます。
ポイントは「開ける場所の数」です。1箇所だけ開けても空気は動きませんが、車体の前後で複数箇所開けると空気の抜けが一気に良くなり、車内にこもった熱気が抜けていきます。虫は網戸がブロックしてくれるので、開けっ放しでも安心です。
使っているもの① バックドア用網戸(セイワ 楽らくマグネット防虫ネット S)

マグネット式で車体にピタッと付くバックドア用の網戸です。装着・取り外しは数秒。両面スライドファスナー付きなので、出入りも網戸を外さずにできます。Sサイズが軽のバックドアにちょうど良いサイズ感です。
正直な注意点として、車種専用品ではないのでダンパー回りは工夫が必要です。虫の侵入を100%防げるわけではありません。それでも「窓を開けて寝られる」メリットのほうが圧倒的に大きいです。
使っているもの② バックドアストッパー(REX-OWL リアゲートストッパー)

バックドアを半開きの状態で固定できるアイテムです。全開にせず「少しだけ開けておく」ができるので、プライバシーを守りつつ換気ができます。車両をロックすると半開き状態でバックドアもロックされます。取り付けも簡単で、車中泊の換気・調理シーンの自由度が一気に広がる、地味な名品です。
使っているもの③ 窓用網戸(エブリイワゴン専用 ウィンドーバグネット)
窓に付けているのは、エブリイワゴン(DA17W)専用設計のウィンドーバグネットです。車種専用なので窓枠にぴったりフィット。セカンド(後席)用とフロント(前席)用の2枚セットがそれぞれあり、我が家は基本はセカンド2枚+バックドアの3箇所、暑い日はフロント2枚も足して5箇所を網戸にしています。
まず「基本の3箇所」を作るセカンド(後席)用がこちら。
特に暑い日の「5箇所開け」に使うフロント(前席)用がこちらです。
🌀 風を回す:ポータブルファン
網戸で「空気の通り道」を作ったら、次はファンで空気を動かします。我が家で使っているのはCLAYMORE FAN V600+。バッテリー内蔵なので電源いらずで、風量調整もでき、就寝中もほぼ無音です。
詳しいレビューはこちらの記事にまとめています。
🧊 冷やす:クーラーボックスと保冷剤
暑い夜は、冷たい飲み物があるだけで体感がかなり変わります。我が家はAOクーラーズのソフトクーラーにCOOLERSHOCKの保冷剤を組み合わせていて、5月の車内放置実験では48時間後もまだ氷が残っていました。
🛏️ 寝る環境を整える
風の通り道を作っても、寝床そのものが蒸れると眠れません。マット・枕・目隠しなどの寝る環境づくりは、こちらの2記事に実使用レビューをまとめています。
🔋 電源を確保する
ファンや調理などで夏は電気を使う場面が増えます。我が家はサブバッテリーをリン酸鉄リチウムに交換することにして、電源まわりの強化を進めているところです。
⛰️ 場所選び:標高を上げる
道具でどれだけ工夫しても、外気温そのものが高い場所では限界があります。そこで我が家は夏場、標高の高い場所まで移動して車中泊しています。
気温は一般的に標高が100m上がるごとにおよそ0.6℃下がると言われています。つまり標高500mなら平地より約3℃、1,000mなら約6℃涼しい計算です。熱帯夜の市街地から1時間走って高原に上がるだけで、網戸+ファンが十分効く気温まで下がります。
「その場で頑張る」より「涼しい場所へ動く」。移動できるのが車中泊の最大の強みなので、場所選びも立派な暑さ対策です。
❓ よくある質問(FAQ)
📝 まとめ
エブリイ車中泊の夏対策は、「網戸3〜5箇所+バックドア半開きで風の通り道を作る」が土台。そこにファン・保冷・寝具を足して、最後は「標高を上げる」で仕上げる——これが我が家の実践している組み合わせです。
まず揃えるなら、後部座席(セカンド)用の網戸・バックドア用の網戸・バックドアストッパーの3点から。これで基本の「3箇所開け」ができるようになり、換気の自由度が一気に変わります。
