夏のエブリイ車中泊・キャンプで避けて通れないのが「虫」との戦い。暑いから窓を開けたい、でも開けると蚊が入ってくる……これ、車中泊あるあるですよね。
この記事では、我が家が実際に使っている虫対策グッズを6つ、正直な使用感つきで紹介します。「携帯できる蚊取り」「肌に塗るミスト」「据え置きの蚊取り線香」「事前にまくスプレー」「ランタンに被せる虫よけシェード」「換気しながら虫を防ぐネット」と、アプローチの違うグッズを組み合わせると夏の車中泊・キャンプがぐっと快適になりました。話題の「おにやんま君」も番外編で紹介します。
🎯 結論:エブリイ車中泊の虫対策は「6つの合わせ技」
先に結論です。虫対策は1つのグッズに頼るより、タイプの違うものを組み合わせるのが我が家の正解でした。ざっくり役割分担はこんな感じです。
| グッズ | 役割・こんな時に |
|---|---|
| ① カノクス 電池式蚊取り | 火を使わず携帯できる。就寝時に枕元へ |
| ② スキンベープ ミスト | 肌に直接スプレー。動き回るときの直接ガードに |
| ③ パワー森林香 | 据え置きで強力。タープ下や車外で頼れる主力 |
| ④ ヤブ蚊バリア | 設営前に地面へ。車・テント周りをまとめてガード |
| ⑤ マッフル | ランタンに被せるシェード。灯りに寄る虫をやわらげる |
| ⑥ 窓の防虫ネット | 窓に装着。換気しながら虫の侵入を防ぐ |
正直に言うと、私が最も効果を実感しているのは③パワー森林香と④ヤブ蚊バリア。①カノクスは手軽さ担当、⑥防虫ネットは「窓を開けたい夏」の必需品、という位置づけです。それぞれ詳しく紹介します。
🔋 ① カノクス 電池式蚊取り(携帯・火を使わない)
カラビナ付きでどこにでも掛けられる
KINCHO×braaaの電池式蚊取り「カノクス」。大きな魅力はカラビナ付きでどこにでも掛けられること。私は荷室のハンギングストラップに引っ掛けて使っています。火を使わないので、車内でも安心して置いておけるのがいいところ。
電源は単4アルカリ乾電池2本。使い方によりますが、私は1シーズン電池が持ってくれるので、こまめな交換もいりません。
効果のほどは、正直に言うと無臭で煙も出ないので私にははっきり分かりませんが、キャンプで寝るときに枕元に置いておいた夜は、朝まで痒くなることはありませんでした。単純に蚊がいなかっただけかもしれませんが……体感としては悪くなかったです。火も煙もなく、掛けておくだけで手間ゼロなので、「とりあえずお守りに」という感覚で使っています。
🧴 ② スキンベープ ミスト(肌に塗る直接ガード)
動き回るときの直接ガードに
設営中や散策中など動き回るときに頼りになるのが、肌に直接使うタイプ。フマキラーのスキンベープ ミスト(イカリジン プレミアム)です。私は直接肌にスプレーして使っています。
気に入っているのは無香料で無臭なところ。せっかくの外ごはんやコーヒーの香りを邪魔しません。イカリジンは子どもにも使えるとされている成分なので、家族みんなで使えるのも安心ポイントです。空間対策とあわせて、自分の肌は肌でガードしておくと安心感が違います。
🔥 ③ パワー森林香(据え置きの強力蚊取り線香)
導入コストはかかるが、我が家の頼れる主力
アウトドアで定番の「パワー森林香」。普通の蚊取り線香より太く、煙も多いタイプで、我が家では最も頼りにしている虫対策です。私にとっては文句なしの働きぶりで、タープ下や車外に置いておくと、夏でも安心して過ごせます。
唯一のハードルは最初の導入コスト。専用ホルダーとセットで買うぶん、初期費用は少しかかります。ただ、私が買った10巻タイプはホルダー付きだったので、届いてそのまますぐ使えました。一度そろえてしまえば、あとは森林香を買い足すだけ。1シーズンはしっかり持つので、長い目で見ればコスパは良好です。
気になる点は、とにかく臭いと煙がしっかり出ること。しっかり効いてくれる裏返しでもあるのですが、煙が苦手な方には正直向きません。
煙と香りがしっかり出るタイプなので、狭い車内よりは車外・タープ下・バックドアを開けた開放空間で使うのが向いています。
💨 ④ フマキラー ヤブ蚊バリア(事前にまくスプレー)
地面にワンプッシュ、我が家の主力
6つの中で私が最も効果を感じているのが、このヤブ蚊バリアです。使い方は簡単で、地面にワンプッシュするだけ。それだけで体感では蚊が寄ってきにくくなり、しっかり守られている実感があります。メーカー表示では効果は約8時間持続とのことで、一晩の車中泊やキャンプなら十分カバーできます。
我が家の使い方は、車中泊なら車の周辺にワンプッシュ、キャンプならタープの下・テント回りにワンプッシュ。設営時にサッとまいておくと、あとが快適です。地面にまくタイプなので、車内では使わず屋外専用にしています。
🌙 ⑤ マッフル(ランタンに被せる虫よけシェード)

灯りに集まる虫をやわらげる、ちょっと変わり種
マッフルはゴールゼロ(ランタン)に被せて使う専用シェードです。素材にバイオエンジニアリングプラスチックを採用していて、装着するだけで光がふんわり拡散し、まぶしさが和らぎます。さらに虫が嫌うとされる成分が練り込まれていて、夏の夜、灯りに虫が寄りにくいのが特徴です。
ランタンの周りに虫が集まってくるのが地味なストレス……という人向けの変わり種です。効果を数値で測ったわけではないので過信は禁物ですが、光をやわらげてくれるだけでも夜の車中泊が快適になりました。ゴールゼロを使っている人なら試す価値ありです。

マッフルを含むゴールゼロのカスタムは【ゴールゼロ】を使いこなす8つのカスタムで詳しく紹介しています。あわせてどうぞ。
🪟 ⑥ 窓の防虫ネット(セイワ/アイズ ウィンドーバグネット)

窓を開けたい夏の必需品
窓から入ってくる虫は、物理的にシャットアウトするのが確実です。セイワの「楽らくマグネット防虫ネット」はマグネット式でバックドアの枠周りにピタッと装着でき、着脱は数秒。夏場の車中泊で、虫を気にせずバックドアを開けて換気できるのが本当にありがたいです。
汎用タイプなので侵入を100%防げるわけではありませんが、換気の自由度が一気に上がります。Sサイズは軽のバックドアにぴったりのサイズ感。バックドアストッパーと併用すれば、プライバシーを守りつつ換気ができます。

車種専用でぴったり:アイズRV ウィンドーバグネット
窓に付けているのは、エブリイワゴン(DA17W)専用設計のウィンドーバグネットです。車種専用なので窓枠にぴったりフィット。セカンド(後席)用とフロント(前席)用の2枚セットがそれぞれあり、我が家は基本はセカンド2枚+バックドアの3箇所、暑い日はフロント2枚も足して5箇所を網戸にしています。
まず「基本の3箇所」を作るセカンド(後席)用がこちら。
特に暑い日の「5箇所開け」に使うフロント(前席)用がこちらです。
🐉 番外編:おにやんま君(効果は未知数だけど気になる存在)
最後は番外編です。「おにやんま君」は、昆虫界最強のハンターといわれるオニヤンマの姿をリアルに再現した虫よけ。虫たちがオニヤンマを本能的に恐れて近づかない……という仕組みで、ストラップタイプなので帽子やザック、タープのポールに吊るして使います。
正直にお伝えすると、効果のほどは私にもよく分かりません。劇的に虫が減った、という実感があるわけではないのですが、見た目のインパクトと「もしかしたら効いているかも」という安心感で、なんとなく付けてしまう不思議なアイテムです。薬剤も電池も使わないので、お守り代わりにひとつ持っておくのはアリだと思います。
🧭 6つの使い分けと実践のコツ
6つを全部いっぺんに使うわけではなく、シーンで使い分けています。我が家の実践パターンはこんな感じです。
- 到着・設営したら:まずヤブ蚊バリアを車周りにワンプッシュ。ベースの防御を作る。
- 外で過ごす間:タープ下にパワー森林香を焚いて、強力にガード。
- 窓を開けて換気したい時:防虫ネットを装着して、風は通す・虫は入れない。
- 動き回るとき:設営や散策中はスキンベープを肌に直接スプレーして直接ガード。
- 夜、ランタンを使うとき:ゴールゼロにマッフルを被せて、灯りに寄る虫をやわらげつつ、まぶしさも抑える。
- 就寝時:火や煙が心配なので、枕元にカノクスを掛けてお守りに。
夏の車中泊は「暑さ対策で窓を開ける」と「虫が入る」がセットの悩み。換気と虫対策は切り離せないので、夏の暑さ対策の記事とあわせて読むと、より快適な車中泊の準備ができると思います。
❓ よくある質問(FAQ)
虫を気にせずぐっすり眠れると、夏の車中泊の快適さが段違いです。全部そろえなくても、まずは気になったものから試してみてください。
