チェアゼロの本体重量は約490g。ヘリノックスのULチェアとして、すでに完成された軽さを持っている。
「軽いチェアをわざわざカスタムする意味があるのか?」と最初は思っていた。でも使い込むうちに気づいた。ULらしい正解は”何も足さない”じゃなくて、”必要な場面だけ足す”こと。
この記事では、チェアゼロの軽さを損なわず、使う場面ごとに快適さを足す5つのアクセサリーを紹介する。
🧠 カスタムの考え方|ULは”ゼロ”じゃなく”最小”
カスタムアクセサリーを全部持ち歩いたら、それはもうULではない。大事なのは「この場所・この状況だけ持つ」という選択基準だ。
たとえば海キャンプにはVibramボールフィート。焚き火メインの冬キャンプには難燃カバー。カスタムは”引き算の末に残る足し算”と考えると整理しやすい。
☕ ① カップホルダー|どこでも持ち出したい113gの快適
📦 ヘリノックス カップホルダー(公式)|追加重量:113g
飲み物を置く場所がない場面は、想定より多い。地面に置けば砂や虫が気になるし、テーブルに置けば手が届きにくい。
カップホルダーはフレームにワンタッチで取り付けられ、113gの追加で「手元に飲み物がある」という地味に大きい快適さが手に入る。
一点だけ注意。チェアゼロは軽量設計のため、満タンのペットボトルを差すと左右のバランスが崩れることがある。サイドストレージSと組み合わせると安定する。



🪑 ② ロッキングフット|室内とキャンプ場、両方で使えるプラス403g
📦 ながのアウトドアスタイル ロッキングフット(サードパーティ)|追加重量:403g
チェアゼロを自宅でも使うなら、ロッキングフットは意外なほどよく機能する。足のゴムキャップを差し替えるだけで、ゆらゆら揺れるロッキングチェアになる。
「気持ちよすぎて動けなくなる」と書くと大げさに聞こえるかもしれないが、実際にそうなる。フローリングを傷つけないので、室内のメインチェアとして成立する数少ないアウトドアチェアでもある。


🏖️ ③ Vibramボールフィート|砂浜・芝専用の246g保険
📦 ヘリノックス ボールフィート Vibram(公式)|追加重量:246g
チェアゼロのノーマルフィートは硬い地面向け。砂浜や柔らかい芝に置くと、脚がじわじわ沈んでいく。ボールフィートはキャップを差し替えるだけで接地面が広がり、沈み込みを防ぐ。
常に持ち歩くというより、行き先に合わせて入れ替えるパーツとして考えると荷物にならない。246gの保険として持っておく価値がある。


🔥 ④ 難燃カバー|焚き火の火の粉から守る380gの安心
📦 オレゴニアンキャンパー ファイヤープルーフカバー(サードパーティ)|追加重量:380g
チェアゼロの座面素材は焚き火の火の粉に弱い。焚き火台の前でくつろぐなら、難燃カバーは保険として機能する。被せるだけで使えて、取り外しも簡単。
秋〜冬の焚き火シーズンには毎回持ち出している。カバー自体が断熱材になるため、冬の冷えもわずかにやわらぐ。


🎒 ⑤ サイドストレージS|収納袋が要らなくなる382g
📦 ヘリノックス サイドストレージS(公式)|重量:382g|サイズ:350×110×140mm
チェアゼロを畳むときの収納袋になり、使用中はサイドポケットになる。2つの役割を1つで担うので、別途収納袋を持たなくて済む。
重量は382gと今回紹介した中で軽くはないが、チェアの収納袋を兼ねるため「純粋な追加重量」ではない点が評価ポイント。スナップフックでフレームに取り付け、スマホ・財布・ドリンクを入れておける。



📊 まとめ|場面で選ぶカスタム早見表
| アクセサリー | 追加重量 | 優先度 | 持ち出す場面 |
|---|---|---|---|
| カップホルダー | 113g | ★★★ | 毎回 |
| ロッキングフット | 403g | ★★☆ | 室内・まったりキャンプ |
| Vibramボールフィート | 246g | ★★☆ | 砂浜・芝キャンプ |
| 難燃カバー | 380g | ★★★ | 焚き火・冬キャンプ |
| サイドストレージS | 382g | ★★☆ | 荷物多めの日 |
チェアゼロは何も足さなくてもULチェアとして完成している。でも「全部載せ」ではなく、行き先と状況に合わせて1〜2個選んで持ち出すのが、ULらしい使い方だと思う。
軽さを守りながら、必要な場面だけ快適さを足す。それがチェアゼロのカスタムの考え方だ。

