こんにちは、ピロロです。
コンパクトチェアの元祖「エーライト(ALITE)」の中でも、ひときわユニークなのがモナークチェア。脚が2本しかなく、自分の足とチェアでバランスを取りながら、ロッキングチェアのようにユラユラ揺れて座るチェアです。
私にとってエーライト最初の1台がこのモナークでした。本命のメイフライチェアは『ゆるキャン△』の影響で転売価格になっていて手が出ず、「それならまず、あのロッキング仕様を試してみよう」と選んだのがきっかけです。
結論から言うと、「ユラユラが最高に気持ちいい。ただし自立しない割り切りが必要なチェア」でした。

エーライト モナークチェアとは
モナークチェアは、2018年頃に一度事業を終了した米・エーライト(ALITE)の看板モデル。2022年にトラベルギアブランドのグランドトランク(GRAND TRUNK)のもとで「Alite by GRAND TRUNK」として復活しました。
復活ラインナップは「モナーク」「メイフライ」「マンティス」の3種類。モナークは自分の足とチェアの足で座るという変わった構造で、ロッキングチェアのような感覚で座れるのが特徴。3モデルの中で最軽量です。
※筆者が使用しているのはエーライト時代のオリジナル版です。グランドトランク復活版は当時のモデルをほぼ忠実に再現していますが、完全に同一の構造ではない点はご了承ください。
スペック
| 使用時サイズ | 約49×53×50cm |
|---|---|
| 収納時サイズ | 約31×11×11cm |
| 座面の高さ | 約20cm |
| 重量 | 約670g |
| 耐荷重 | 約110kg |
| 素材 | 座面:210D RSナイロン(カラーにより450Dポリエステル)/フレーム:7000系アルミニウム |
| 価格 | 13,750円(税込)※UPIストア 2026年6月時点 |
3モデル最軽量の約670g。500mlペットボトル1.3本分ほどの重さで、収納サイズも約31cmと最もコンパクトです。
外観と組み立て

我が家のモナークはレッド。収納袋も赤×グレーのツートンで、黒のマンティスと並べると気分で選び分けられるのがいいところです。
フレームはショックコード内蔵で、広げて座面シートを差し込むだけ。組み立ての感覚はマンティスやヘリノックスと同じなので、1分ほどあれば完成します。
座り心地とロッキング体験

モナーク最大の特徴が、前後にユラユラ揺れるロッキング感覚。2本脚と自分の足でバランスを取る構造なので、体重移動だけでリズミカルに揺れられます。
実際に座ってみると、このユラユラが想像以上にリラックスできるんです。食後のコーヒータイムや朝イチのぼんやりした時間に、ゆらゆら揺れながら過ごすのが最高に気持ちいい。「座って休む」というより「揺られてくつろぐ」感覚に近いチェアです。
自立しない、という割り切り
一方で、構造上どうしても付いて回るのが「自立しない」こと。立ち上がるとチェアは後ろに倒れ、置いておくこともできません。
実際、立ち上がるとチェアはコロンと後ろに転げます。芝生なら気になりませんが、砂地のサイトだと立ち上がるたびに生地が地面に触れて汚れるのが地味にストレスでした。食事中など立ったり座ったりが多い場面では、正直向いていません。
良かった点
- 軽くてコンパクト:約670gは3モデル最軽量。収納サイズも約31cmと一番小さく、積載にやさしい
- 座ればリラックス姿勢になる:腰を下ろすだけで自然と背中が預けられる、くつろぎ前提の座り心地
- ロッキングが気持ちいい:ゆらゆら揺れているだけでリラックスできる、モナークならではの体験
気になった点
- 自立しない:離席のたびに倒れるので、飲み物や荷物の置き方に工夫が必要です
- 火の粉で穴が空く:軽量チェア共通の弱点。焚き火時はファイヤープルーフチェアカバーで対策を
- 砂地だと生地が汚れる:立ち上がるたびにチェアが転げるので、砂地のサイトでは背面が汚れがちです
→ オレゴニアンキャンパーのファイヤープルーフチェアカバーの詳細はこちら(チェアゼロカスタム記事内)
マンティス・メイフライとの違い
| モナーク | メイフライ | マンティス | |
|---|---|---|---|
| 脚 | 2本(自立しない) | 前脚着脱式(付けて自立/外してロッキング) | 4本(自立) |
| 重量 | 約670g | 約770g | 約830g |
| 座面の高さ | 約20cm | 約5cm | 約20cm |
| 特徴 | ロッキングチェア感覚 | モナークとマンティスの中間 | スタンダードで安定 |
| 向いてる人 | ユラユラ揺れたい人 | 超ロースタイルと1台2役を楽しみたい人 | 迷ったらコレ |
3脚を使ってきた立場から言うと、モナークは「くつろぎ特化」の一脚。安定して使いやすいのはマンティス、超ロースタイルを楽しむならメイフライ、ゆらゆらリラックスしたいならモナーク、という住み分けです。3脚の詳しい比較はこちらの記事にまとめました。
こんな人におすすめ
- ロッキングチェアのユラユラ感に惹かれる人
- 1kg以下のチェアで荷物を軽くしたい人(3モデル最軽量)
- 食後や朝イチに、じっくりゆっくりリラックスタイムを楽しみたい人
逆に、食事中など立ったり座ったりが多い人には向いていません。その場合は自立するマンティスをおすすめします。
まとめ:食後や朝イチの「ゆっくり時間」を楽しむチェアでした
自立しない不便さはたしかにありますが、それを補って余りあるのがロッキングのリラックス体験。食後や朝イチのゆっくりした時間を、ユラユラ揺れながら楽しめるチェアです。冒頭の結論どおり、「ユラユラが最高に気持ちいい。ただし自立しない割り切りが必要なチェア」でした。
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