キャンプを始めたばかりの頃、「ヘリノックスって名前はよく聞くけど、高いし本当に必要?」と思っていました。
結論から言うと、買って後悔したものは一つもありません。
我が家は車に積める荷物を極力コンパクトにしたい軽キャンパー。そんなスタイルにヘリノックスはドンピシャでハマりました。今回は、現役で使っているものから、家用に買ったもの、出番が減ったものまで、我が家が実際に買って使ってきた9つのアイテムをキャンプ初心者の視点で正直にレビューします。
🪑 ① チェアワン — すべての原点になった定番モデル


どんな椅子?
ヘリノックスの組み立て式チェアの原点であり、いまも定番のモデルです。チェアゼロより少し重い分、張りのあるしっかりした座り心地が特徴です。
| 重量 | 890g(960g:スタッフバッグ込み) |
| サイズ | 幅52 × 奥行き50 × 高さ66cm |
| 収納サイズ | 幅35 × 奥行き10 × 高さ12cm |
| 座面高 | 約35cm |
| 耐荷重(静荷重) | 145kg |
実際に使ってみて
子どもが小さい頃にピンクが大好きだったので、この濃いピンクを選びました。キャンプでしばらく使っていた、我が家のヘリノックス1号です。
正直に書くと、我が家の個体はハブ(ポールの差し込み部分)がクルクル回ってしまい、組み立てのたびに向きを合わせるのがちょっと面倒でした。それもあって、今はより軽いチェアゼロが主力になっています。
とはいえ座り心地や安定感は間違いなく、カラーバリエーションが豊富なのはチェアワンならでは。「好きな色で選べる」のは所有する楽しさに直結します。

こんな人におすすめ:
- 定番モデルを好きなカラーで選びたい人
- チェアゼロより座り心地に余裕が欲しい人
- 家族で色違いをそろえたい人
🪶 ② チェアゼロ — 超軽量、我が家の主力チェア

どんな椅子?
チェアワンをさらに軽量化したモデルが、このチェアゼロ。驚くほど軽くコンパクトに収納できる、我が家の主力チェアです。
| 重量 | 509g(531g:スタッフバッグ込み) ※500mlペットボトルと同じくらい! |
| サイズ | 幅50.5 × 奥行き46 × 高さ64cm |
| 収納サイズ | 幅10 × 奥行き10 × 高さ35cm |
| 座面高 | 28cm |
| 耐荷重(静荷重) | 120kg |
実際に使ってみて
初めて手に取ったとき、正直「これで大丈夫?」と不安になるくらい軽いです。でも組み立てて座ると、しっかりとした安定感。背中のフィット感も良く、長時間座っていても疲れません。
設営は慣れれば1分かからないくらい簡単。ポールをつなげてシートに通すだけです。
軽キャンをしている我が家では、収納袋に入れれば隙間にスッと収まるのが本当に助かっています。かさばるアウトドアチェアに悩んでいた頃が嘘のようです。
こんな人におすすめ:
- 軽自動車で積載スペースを節約したい人
- 荷物をなるべく軽くしたいソロキャンパー
- とにかく「最初の一脚」を探している人
⛺ ③ グラウンドチェア — お座敷スタイルの最強パートナー


どんな椅子?
座面高22cmと、ヘリノックスの中でも特に低いロースタイル専用チェア。地面に近い目線でくつろげる一脚です。
| 重量 | 615g(640g:スタッフバッグ込み) |
| サイズ | 幅52 × 奥行き44 × 高さ50cm |
| 収納サイズ | 幅11 × 奥行き11 × 高さ30cm |
| 座面高 | 22cm |
| 耐荷重(静荷重) | 120kg |
実際に使ってみて
ロースタイルを始めた時に購入しました。我が家はブラックとコヨーテタンの2台持ち。子どもがチェアワンミニ、大人がグラウンドチェアという組み合わせで使っていました。

特に活躍したのがローテントのお座敷スタイル。天井の低いテント内でも頭がつかえず、地面に座るより断然快適です。
こんな人におすすめ:
- ロースタイル・お座敷スタイルでキャンプしたい人
- 天井の低いテントの中でも椅子を使いたい人
- 焚き火を低い目線でゆったり眺めたい人
🔥 ④ ビーチチェア — ゆったり座りたいならこれ一択


どんな椅子?
チェアゼロよりも座面が低く、リラックス特化の椅子です。
| 重量 | 1,445g(1,540g:スタッフバッグ込み) |
| サイズ | 幅59 × 奥行き69 × 高さ78.5cm |
| 収納サイズ | 幅50 × 奥行き13 × 高さ11cm |
| 座面高 | 27cm(低めでリラックスしやすい) |
| 耐荷重(静荷重) | 145kg |
実際に使ってみて
これ、焚き火との相性が最高です。
低い座面で焚き火を眺めながら、ゆったり体を預ける。この体験のためだけに買っても後悔しないくらい、気持ちいいです。
名前に「ビーチ」とついていますが、キャンプ場でも大活躍。デイキャンプや、ゆっくり過ごしたい日のキャンプに特におすすめです。
我が家は、実は今リビングでも使っています。
こんな人におすすめ:
- 焚き火をのんびり楽しみたい人
- とにかくリラックスして座りたい人
- 海や公園でも使いたい人
👶 ⑤ チェアワンミニ — 子どもも「自分の椅子」が持てる

どんな椅子?
ヘリノックス・チェアの中で最軽量でコンパクト。500mlペットボトル並の重量なので、どこへでも持って行けます。座面高が低めなので、子どもでも座りやすく、耐荷重は90kgなので、大人も使用できます。
| 重量 | 433g(486g:スタッフバッグ込み) |
| サイズ | 幅39 × 奥行き33.5 × 高さ43.5cm |
| 収納サイズ | 幅26.5 × 奥行き8 × 高さ11cm |
| 座面高 | 23cm |
| 耐荷重(静荷重) | 90kg |
実際に使ってみて
子どもって、自分専用のギアをものすごく喜ぶんです。
「これ自分のやつ!」と言いながら自分で組み立てようとする姿を見ると、買ってよかったと心底思います。大人と同じデザインなのでサイトに統一感も出て、見た目もかわいい。
コンパクトに収納できるので、軽キャンの荷物の中でも場所を取らないのも助かっています。
こんな人におすすめ:
- 子ども連れでキャンプをしている人
- 子どもに本物のアウトドアギアを持たせたい人
- サイト全体をヘリノックスで統一したい人
⚡ ⑥ スピードスツール — サッと出せる軽量スツール

どんなスツール?
背もたれのないシンプルなスツールタイプ。展開がとにかく速く、収納もコンパクト。チョイ掛け・荷物置き・焚き火サイドの予備席として活躍するアイテムです。
| サイズ | 27.5 × 25 × 35.5cm |
| 収納サイズ | 8 × 8 × 37cm |
| 座面高 | 27.5cm |
| 重量 | 525g(本体:455g) |
| 耐荷重(静荷重) | 100kg |
実際に使ってみて
バンジーコードでポールとポールが繋がった構造で、開くだけで組み立てられるのが最大のポイント。展開・撤収が驚くほどスムーズで、ちょっと座りたい時にすぐ出せます。
軽量・コンパクトなので持ち運びも全く苦にならず、大阪万博の相棒としても大活躍してくれました。長時間の待ち時間や歩き疲れた時に、サッと取り出してチョイ掛けできるのが本当にありがたかったです。
こんな人におすすめ:
- 展開・撤収のスピードを最重視する人
- イベントや行楽地で「ちょっと座りたい」場面が多い人
- 軽キャン旅のお供に予備席が欲しい人
🛋️ ⑦ カフェチェア — 立ち座りが楽な「家でも使える」一脚


どんな椅子?
座面高53cmと、ダイニングチェアに近い高さを持つモデル。アウトドアチェアというより「組み立て式の家具」に近い存在で、ホームユースを意識したシリーズです。
| 重量 | 1,456g |
| サイズ | 幅46.5 × 奥行き49 × 高さ84cm |
| 収納サイズ | 幅19 × 奥行き12 × 高さ62cm |
| 座面高 | 53cm |
| 耐荷重(静荷重) | 145kg |
実際に使ってみて
我が家は家用として購入しました。ロースタイルのチェアと違って座面が高いので、座り込む・立ち上がるの動作がとにかく楽。この快適さは使ってみて初めて分かりました。
こんな人におすすめ:
- 立ち座りのしやすさを重視したい人
- 家でもキャンプでも使える椅子を探している人
- テーブルと合わせて食事しやすい高さが欲しい人
☕ ⑧ テーブルワン — チェアと合わせて快適さが段違い

どんなテーブル?
ヘリノックスのテーブルも、椅子と同じく軽くてコンパクト。テーブルワンはその中でもスタンダードなモデルです。
| 重量 | 626g(696g:スタッフバッグ込み) |
| サイズ | 幅60 × 奥行き40 × 高さ38cm |
| 収納サイズ | 幅42 × 奥行き11 × 高さ11cm |
| 耐荷重(静荷重) | 50kg |
実際に使ってみて
椅子だけあって地面に直置きしていた時期もあったのですが、テーブルワンを導入してからキャンプの快適さが一段上がりました。
食器を置く、コーヒーを置く、ただそれだけなのに、サイトの「整い感」が全然違う。 コンパクトなので設営の邪魔にもならず、ヘリノックスの椅子と高さのバランスもぴったりです。
こんな人におすすめ:
- ヘリノックスの椅子をすでに持っている人
- コーヒーやお酒をゆっくり楽しみたい人
- サイトをすっきりまとめたい人
🍽️ ⑨ カフェテーブル — ウォールナットがオシャレな高脚テーブル


どんなテーブル?
高さ68cmで、カフェチェアとちょうど合うダイニング高のテーブル。60cm四方の天板はHPL(高圧ラミネート)素材で、フラットに折りたたんで収納できます。
| 重量 | 3,947g |
| サイズ | 幅60 × 奥行き60 × 高さ68cm |
| 収納サイズ | 幅61 × 奥行き65cm(フラット収納) |
| 耐荷重(静荷重) | 50kg |
実際に使ってみて
カフェチェアの購入時にセットで購入しました。なんといってもウォールナットカラーの天板がオシャレ。部屋に置いても「アウトドア用品感」が出ず、インテリアになじみます。
こんな人におすすめ:
- カフェチェアとセットで使いたい人
- 家でも使えるデザインのテーブルが欲しい人
- ウッド調のサイトコーデが好きな人
🔧 カスタムでさらに育てる

ヘリノックスの楽しさは、買って終わりではありません。カップホルダーやロッキングフット、テーブル用の天板カバーなどカスタムパーツが豊富で、自分のスタイルに合わせて少しずつ育てていけます。
我が家が実際に試したカスタムは、こちらの2記事で詳しく紹介しています。
⚠️ ヘリノックスのデメリットと対処法
愛用しているヘリノックスでも、使ってみて感じたデメリットはあります。買う前に知っておくと「こんなはずじゃ…」を防げるので、対処法とセットで正直にお伝えします。
🪑 チェアゼロ|軽すぎて風でひっくり返る
チェアゼロの最大の魅力である「超軽量」がそのままデメリットにも。風が強い日の屋外では、座っていない隙にコロンと倒れることがあります。
👉 対処法
純正の チェアアンカーを取り付けるか、 ペグにカラビナで固定するのが手軽で確実。これで風対策はほぼ完璧です。
🔥 ビーチチェア|ハイバックでそれなりに重い・かさばる
リラックス感は抜群ですが、ハイバックタイプなので 1.4kg超とそれなりの重量。収納サイズもコンパクトとは言えません。
👉 対処法
軽さ・コンパクトさを重視したい場合は チェアゼロ ハイバックに変えるのも選択肢。ハイバックの安心感はそのままに、重量・収納サイズが大きく変わります。
| モデル | 収納サイズ | 重量 |
|---|---|---|
| チェアゼロ ハイバック | 幅13.5 × 奥行13.5 × 高さ41cm | 650g |
| ビーチチェア | 幅14 × 奥行12 × 高さ47cm | 1,475g |
☕ テーブルワン|天面がメッシュ+布で不安定
テーブルワンは天面が メッシュ+布でできているため、コップやお皿を置くと少し沈み込んで不安定さを感じます。
👉 対処法
ハードトップタイプに変えると安定感が一気に増します。コンパクトさは少し犠牲になりますが、薄いので意外と荷物の邪魔にならず、料理を置く時の安心感が段違いです。
📊 まとめ:結局どれから買えばいい?

| チェアゼロ | ビーチチェア | テーブルワン | |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | 高め | 中〜高め | 中程度 |
| 軽さ | ◎ | ○ | ○ |
| リラックス度 | ○ | ◎ | — |
| 汎用性 | ◎ | ○ | ◎ |
予算が限られているなら、まずはチェアゼロ一択。
リラックス重視でゆったり楽しみたいならビーチチェア。
椅子を持っているならテーブルワンを追加するだけで、サイトの快適さが大きく変わります。
ロースタイル・お座敷スタイル派ならグラウンドチェア、立ち座りの楽さや家でのおしゃれ使いならカフェチェア+カフェテーブルという選び方もあります。
ヘリノックスは決して安い買い物ではありませんが、一度使うと「なぜもっと早く買わなかったんだろう」と思うはずです。長く使えるギアへの投資として、ぜひ検討してみてください。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。キャンプを楽しみましょう!

