【費用公開】サブバッテリーをリン酸鉄リチウムに交換した|総額124,303円・工賃22,000円・作業3時間半

サブバッテリーをリン酸鉄リチウム200Ahに交換したエブリイワゴンの車内 エブリイカスタム・DIY
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サブバッテリーをリン酸鉄リチウムに交換しました。かかった費用は機材102,303円+工賃22,000円=総額124,303円。作業時間は3時間半でした。

「リチウムに替えたいけど、実際いくらかかるの?」「取り付けは自分でやるべき?業者に頼むといくら?」。私自身がずっと知りたかったことなので、金額も業者選びも全部そのまま書きます。

2026年8月1日、使用レポートを追記しました。交換した直後に書いた記事なので使用感が空欄でしたが、実際にIHで1.8Lのお湯を沸かして測りました。結果は「⚡ IHでお湯を沸かしてみた(実測)」にあります。

🎯 結論:総額124,303円・作業3時間半

先に結果からまとめます。

項目内容
交換日2026年7月25日
機材代102,303円(バッテリー+充電器2台)
工賃22,000円
総額124,303円
作業時間3時間半
依頼先くらしのマーケットで見つけた出張業者

そもそもなぜ交換したのか、なぜリン酸鉄リチウムなのかは「サブバッテリーをリン酸鉄リチウムに交換することにした話」に書きました。鉛バッテリーではIHでお湯を沸かす途中で電圧が落ちてしまう、というのが出発点です。

💰 買ったもの3点と費用の内訳

買い替えたのはバッテリーだけではありません。リン酸鉄リチウムは鉛バッテリーと充電の仕方が違うので、充電器も専用のものに替える必要があります。ここが見落としやすいポイントでした。

届いたRenogyのリン酸鉄リチウム200Ahと充電器の箱をエブリイワゴンに積んだ状態
届いたRenogy一式。大きい箱が200Ahのリン酸鉄リチウム、手前が充電器の箱
品目金額
Renogy 12V 200Ah リン酸鉄リチウム(ヒート機能・Bluetooth内蔵)71,280円
Renogy 12V 40A DC-DC MPPT走行充電器21,553円
Renogy 12V 20A AC-DC 専用充電器15,999円
小計108,832円
クーポン割引−6,529円
機材の合計102,303円
※2026年7月に購入した時点の金額です。クーポンを適用しているため、同じ価格になるとは限りません。最新の価格は販売ページでご確認ください。

バッテリー本体だけを見ると71,280円ですが、充電器2台で37,552円が上乗せされます。リチウム化の予算を考えるときは、充電器の分まで含めて計算しておくと安全です。

🔧 取り付けは業者に頼みました

🤝 くらしのマーケットで探した

依頼先はくらしのマーケットで探しました。出張で作業してくれる業者さんが登録されていて、料金も先に分かるのが決め手です。

選ぶときに見たのは2つだけ。評価と、家からの近さです。評価が高いこと、そして出張してもらうので近いほうが動きやすいこと。この2点で絞りました。

工賃は22,000円。バッテリー交換だけでなく、走行充電器とAC充電器の取り付けまで含めての金額です。

🛠️ なぜDIYにしなかったか

正直に言うと、自分でやる自信がなかったからです。バッテリーの載せ替えだけならまだしも、今回は走行充電器を車の電装に割り込ませる作業が入ります。配線を間違えれば車両側のトラブルにつながります。

22,000円を高いと見るか安いと見るかは人それぞれです。私は「3時間半の作業を安全に任せられるなら妥当」と判断しました。

⏱️ 交換当日の流れ(3時間半)

作業は3時間半かかりました。バッテリーを載せ替えるだけならもっと短いはずですが、充電器2台の設置と配線が入るぶん時間がかかっています。

交換前のサブバッテリー。鉛バッテリーと正弦波インバーターが座席下のボックスに収まっている
交換前。鉛バッテリーと正弦波インバーターが並んでいた状態(バックドアを開けた向き)
交換後のサブバッテリー。Renogyのリン酸鉄リチウム200Ahと充電器2台が設置されている
交換後。左がRenogyのリン酸鉄リチウム200Ah、右側に走行充電器と専用AC充電器が並ぶ

作業は自宅の駐車場でそのまま進みました。私が立ち会ったのは最初と最後だけで、あいだは家のまわりを片づけていました。

想定外だったのは、バッテリーの大きさです。リン酸鉄リチウムが箱いっぱいになり、それまで箱の中に入れていたインバーターは、箱の外側に取り付けてもらうことになりました

🔋 古い鉛バッテリーは友人へ

外した鉛バッテリー(105Ahクラス)は、友人にゆずることにしました。IHには力不足でしたが、使い道によってはまだ働けるはずです。

もらってくれる人がいない場合は、処分方法を先に調べておくと安心です。鉛バッテリーは自治体のゴミに出せないことが多く、引き取り先を探す手間がかかります。

📱 スマホで残量が見えるようになった

今回のRenogyはBluetoothを内蔵しているので、スマホアプリ「Renogy」からバッテリーの状態を確認できます。これでいつでも簡単に残量の確認ができます。

Bluetoothでつないだスマホアプリに、サブバッテリーの残量89%と電圧13.4Vが表示されている画面
スマホでつないだ画面。残量は89%、電圧13.4Vと表示されています

この画面を開いた時点で、残量は89%。最大容量218.48Ahに対して、残っているのは194.45Ahと表示されています。

数字はこれだけではありません。現在の電圧13.4V、そのときの電流、ヒート機能が動いているかどうか、バッテリーの温度まで同じ画面に並びます。充電がどこまで進んだかを、テスターを当てずに確認できます。

⚡ IHでお湯を沸かしてみた(実測)

1.8Lの水が沸くまで12分46秒。そのあいだ電圧は13.3Vから13.2Vに下がっただけでした。鉛バッテリーのときに悩まされた「沸かしている途中で電圧が落ちる」は起きていません。

測ったのは2026年8月1日の夜、車の中です。条件はこうでした。

項目内容
電源サブバッテリー+インバーター(車内)
IHドリテック ピッコリーノ(最大1000W)/加熱レベル7を最初から最後まで
シートゥーサミット ディツアーステンレスポアリングポット 1.8L
常温のミネラルウォーター 1.8L(ポットのMAX FILL LINEまで)
計測IHの電源を入れた瞬間にストップウォッチを開始し、沸騰したところで停止
ステンレスポットに満水の1.8Lの水を入れ、車内のIHコンロにのせた状態
ポットのMAX FILL LINEまで入れて1.8L。フタをして加熱を開始しました

沸かす前・加熱中・沸騰後の3回、スマホアプリでバッテリーの数字を控えました。

タイミング残量電圧電流
沸かす前
18:51
99.1%13.3V-1A
加熱1分3秒
18:54
98.5%13.2V-59.6A
沸騰後
19:06
93.1%13.3V-1.5A
サブバッテリーのアプリ画面。残量99.1%、電圧13.3V、電流-1Aと表示されている
沸かす前。残量99.1%、13.3V
IHで加熱中のサブバッテリーのアプリ画面。電流-59.6A、電圧13.2Vと表示されている
加熱を始めて1分3秒。59.6Aを引き出しても電圧は13.2V

注目したのは加熱中の電圧13.2Vです。59.6Aを引き出している最中でも、待機時の13.3Vから0.1V下がっただけでした。ここが鉛バッテリーとの違いです。※アプリの数字はその瞬間の値なので、常に13.2Vだったと言い切れるわけではありません。

車内のIHコンロの上で1.8Lの水がボコボコと沸騰している様子
12分46秒でこの状態に。IHの表示は加熱レベル7
iPhoneのストップウォッチが12分46秒30で止まっている画面
沸くまで12分46秒30
沸騰後のサブバッテリーのアプリ画面。残量93.1%、容量203.4Ah、電圧13.3Vと表示されている
沸騰後。残量93.1%まで減り、電圧は13.3Vに戻りました

減ったのは容量で見ると216.51Ah→203.4Ahの13.11Ah。最大容量218.48Ahに対して6.0%です。電力に直すと約173Whでした。

加熱中にバッテリーから出ていたのは約790W(13.2V×59.6A)。これはインバーターで100Vに変換するときのロスも含んだ数字なので、IH本体の消費電力そのものではありません。

1回沸かして6.0%。単純計算だと満充電から約16回沸かせます。ただし空になるまで使い切る前提の数字です。照明や電気機器の充電にも電気を回すことを考えると、13回くらいで見ておくほうが安全です。

🤔 気になった点
・12分46秒は、待つと長いです。1.8Lを沸かすなら、すぐにお湯が欲しい場面には向きません。
・残量の%は、電気を使っている最中はブレます。減り方を正確に知りたいならAh(容量)のほうを見てください。
・これは夏の常温水での数字です。水温が下がる冬は、同じ条件でももっと時間がかかります。

⚠️ これから交換する人へ・注意点

① 予算は「バッテリー代+充電器代+工賃」で考える

今回でいえば、バッテリー71,280円に対して、充電器2台と工賃で53,023円が乗りました(クーポン割引を差し引いた金額です)。本体価格だけで予算を組むと、後から足が出ます。

② 交換したその日には使えない

取り付けが終わってすぐ使えるわけではありません。私の場合も、使えるようになるまでに充電の時間が必要でした。出発前日に交換するようなスケジュールは避けたほうが安心です。

③ 古いバッテリーの行き先を決めておく

作業が終われば、重い鉛バッテリーが手元に残ります。ゆずる相手か処分先を先に決めておくと、当日あわてません。

④ 置き場所の内寸を測っておく

容量を上げると、バッテリー本体も大きくなります。私の場合は200Ahにしたことでバッテリーボックスがいっぱいになり、それまで箱に入れていたインバーターは箱の外側に取り付けてもらいました。今の置き場所に収まるか、注文前に内寸を測っておくと安心です。

❓ よくある質問(FAQ)

Q. サブバッテリーのリチウム化にいくらかかりましたか?
A. 機材102,303円+工賃22,000円で、総額124,303円でした(2026年7月・クーポン適用後)。
Q. 作業時間はどのくらいですか?
A. 3時間半でした。バッテリー交換だけでなく、走行充電器とAC充電器の取り付けを含めた時間です。
Q. バッテリーだけ買えばいいですか?
A. 私の場合は充電器も替えました。リン酸鉄リチウムは鉛バッテリーと充電方式が異なるためです。走行充電器21,553円・AC充電器15,999円が別途かかっています。
Q. 業者はどうやって探しましたか?
A. くらしのマーケットで、評価の高さと自宅からの近さで選びました。出張作業なので近いほうが頼みやすいです。
Q. 交換してIHは安定して使えるようになりましたか?
A. 使えるようになりました。1.8Lの水が12分46秒で沸き、そのあいだの電圧は13.2V。鉛バッテリーのときのような電圧落ちは起きていません。詳しくは「⚡ IHでお湯を沸かしてみた(実測)」に書きました。

📝 まとめ

エブリイワゴンのサブバッテリーを、鉛からリン酸鉄リチウム(Renogy 12V 200Ah)に交換しました。かかったのは総額124,303円・作業3時間半。取り付けはくらしのマーケットで見つけた業者さんにお願いしました。

費用で迷っている人に伝えたいのは、バッテリー本体の値段だけでは終わらないということです。充電器2台と工賃で53,023円が上乗せになりました。

肝心の使い心地も確かめました。1.8Lの水が12分46秒で沸き、そのあいだの電圧は13.2V。鉛バッテリーで悩まされた「IHでお湯を沸かすと電圧が落ちる」問題は解決しました。

1回沸かして減ったのは電池全体の6.0%。単純計算では満充電から16回沸かせます。

※アイキャッチ画像は、実際の車内写真をもとに作成したAI生成画像です。記事内の写真はすべて筆者が撮影したものです。
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