軽キャンをしていると、夜の「明かり問題」って意外と悩ましくないですか?
メインのランタンはあっても、ちょっとトイレに行くとき、荷物をごそごそ探すとき、地図を確認するとき……そういう「ちょっとした瞬間」に使えるコンパクトなライトがあると本当に便利です。軽キャンは荷物を極力減らしたいのに、懐中電灯をひとつ増やすのも気が引ける。そんなわがままな悩みを解決してくれたのが、RovyVon Aurora A7(第4世代)でした。
IPX6防水対応のこのライト、実際にキャンプや車中泊で使い続けて、すっかり手放せない相棒になっています。今回はそのレビューをお届けします。

RovyVon Aurora A7(第4世代)とは
RovyVon(ロビーボン)は、小型・高性能なEDC(Everyday Carry)ライトを得意とするブランド。Aurora A7はそのなかでも最も人気の高いモデルで、発売以来改良を重ねて現在は第4世代(G4)に進化しています。
最大の特徴は「小指サイズのボディに650ルーメン」という圧倒的なスペックの高さ。本体サイズはわずか60.5×15.6mmで、重量はたったの17.6g。キーホルダーに付けていても邪魔にならないコンパクトさなのに、メインライト(フラッシュライト)・サイドライト(ランタン機能)・UV(紫外線)ライト・蓄光(GITD)機能を全部持ち合わせています。
第4世代での大きな改良点はメインボタンがラバー製からメタル製に変更されたこと。クリック感が格段に向上して、ダブルクリックやトリプルクリックによる操作がグッと快適になりました。
スペック一覧
| 項目 | スペック |
| 最大光量 | 650ルーメン |
| 色温度 | 6500K |
| 点灯モード | メイン:Moonlight / Low / Mid / High(ダブルクリックで切替) サイドライト:White Low / White High / 点滅 / UVフラッシュ(トリプルクリックで切替) |
| バッテリー | リチウムポリマー 330mAh |
| 充電方式 | USB Type-C(満充電:約1時間) |
| 防水性能 | IPX6 |
| 本体サイズ | 60.5 × 15.6 mm |
| 重量 | 17.6g |
| ボディ素材 | ポリカーボネイト / ステンレススチール(ライト枠) |
| 蓄光(GITD) | ブルー |
| 付属品 | キーリング、マグネットクリップ、底部脱着マグネット、USB-Cスペアカバー、日本代理店保証書 |
実際に使って良かった点
- 650ルーメンは本当に明るい。 このサイズでこの光量は正直驚きました。夜間に足元を照らすだけでなく、テントの天井に向けると室内全体がほんのり明るくなるくらいの存在感があります。「懐中電灯ひとつで十分」という軽キャンスタイルにもマッチします。
- IPX6防水なので雨の夜も安心。 軽キャンで使うシーンを想像すると、雨の夜に車外へ出るときにも迷わず使えるのが大きい。水が直接かかる程度なら全く問題なく、濡れた手でそのまま操作しています。
- サイドライトのランタン機能が地味に便利。 本体側面に白色LEDのサイドライトが搭載されていて、これがランタン代わりになります。テーブルに置いてメスティンを覗き込むとき、小さなランタン感覚で使えるのが気に入っています。車中泊の時はサイドライトで使用しています。
- マグネットクリップで帽子に付けてヘッドライト代わりに。 付属のマグネットクリップをキャップのつばに付ければ、両手が空くヘッドライトとして使えます。専用ヘッドライトほど使い勝手は良くないですが、荷物を減らしたい軽キャンにとっては「1台2役」のこの仕様は有り難い。
- 蓄光(GITD)ブルーが暗闇でも場所が分かりやすい。 光を蓄えておくと暗闇でうっすら青く光るので、「あれ、ライトどこやった?」ということがなくなりました。軽キャンの車内はモノが多いので、これは地味に助かります。
- 車中泊・キャンプ・子どもの夜歩きまで幅広く活躍。 車中泊ではこれ一つで完結できるほどの実力で、キャンプの時はゴールゼロやルーメナーと組み合わせて使っています。トイレに行くときや、子どもが夜歩きするときは首から掛けさせて持たせることもできます。
🔦 フラッシュライト モード比較




💡 サイドライト モード比較



🟣 UV・蓄光・ネックストラップ



気になった点
- バッテリー容量は小さめなので、連泊時は充電管理が必要。 330mAhというバッテリー容量はコンパクトさの代償です。フラッシュライトのHighモード(650lm)は約90分で消耗します。2泊3日以上の軽キャンでは、USB-Cモバイルバッテリーで毎晩こまめに充電するか、Moonlight〜Midモードをうまく使いながら節電するのがコツ。もっとも、充電1時間で満タンになるのでストレスは少ないです。
- 操作に少し慣れが必要。 ダブルクリック、トリプルクリック、長押しでそれぞれ動作が変わるので、最初は混乱しました。誤作動防止のロック機能(5回素早くクリックで解除)もあるので、意外と「あれ、つかない?」となることも。慣れてしまえば問題なし、ですが最初は説明書をちゃんと読むことをおすすめします。
A5・A7・A8はどう違う? どれを選ぶか
選ぶ基準はサイドライトの色です。Auroraシリーズは形の似たモデルが型番違いで並んでいますが、バッテリーは3機種とも330mAhで共通。差が出るのは、側面に何色のライトが入るかという点です。
ただし私が持っているのはA7だけで、A5とA8は使っていません。ここから先は、メーカー公式サイトに書いてある内容だけを並べます。
| 項目 | A5 | A7 | A8 |
|---|---|---|---|
| サイドライト | 白+UV/白+赤 の2種から選ぶ | 白+UV | UV+赤+白 など3種から選ぶ |
| 蓄光 | あり | あり(ブルー) | 記載なし |
| 最大光量 | 記載なし | 650ルーメン | 最大650ルーメン |
| バッテリー | 330mAh | 330mAh | 330mAh |
| 充電 | USB-C/約1時間 | USB-C/約1時間 | USB-C |
| 公式価格 | 36.95ドル | 36.95ドル〜 | 46.95ドル |
※ 重量・サイズ・防水等級・A5の最大光量は、公式ページに数値の記載がありません。ショップの説明文から拾うと販路によって食い違うことがあるため、公式で確認できた項目だけを載せました。価格はメーカー公式サイト(米ドル)のもので、日本の販売店とは異なります。
🟡 赤い合図灯がほしいなら A5
サイドライトを「白+赤」にできるのがA5です。赤は点滅もするので、夜の合図に使えます。UVが要らなければ、価格はA7と同じ36.95ドル。
🟢 蓄光で置き場所を見失いたくないなら A7
私が選んだのはA7です。決め手は蓄光でした。光を蓄えると暗闇でうっすら青く光るので、モノが多い車内でも「あれ、ライトどこやった?」がなくなります。
🔵 UVと赤を1本にまとめたいなら A8
A8はサイドライトを3種類の組み合わせから選べます。「UV+赤+白」を選べば、A5とA7の役割を1本でまかなえる形です。価格は46.95ドルで、A7より10ドルほど高くなります。
ひとつ正直に書いておきます。A5の「白+UV」版とA7は、公式スペックを読む限りかなり近い内容です。実機を並べて比べていないので、どちらが良いとは書きません。
まとめ

RovyVon Aurora A7(第4世代)は、「小さく、軽く、多機能に」という軽キャンの哲学とぴったり合うライトです。キーホルダーに付けておけば、キャンプはもちろん普段の生活でも常備できる。
最大650ルーメン・IPX6防水・USB Type-C充電・サイドランタン機能・マグネット装着……これだけの機能を17.6gに詰め込んで、価格も手頃な範囲に収まっているのは正直コスパが高いと感じています。
「軽キャンに持っていくライトを1本に絞りたい」「キーホルダーに付けておける高性能ライトが欲しい」という方には、迷わずおすすめできます。

