キャンプを始めたばかりの頃、「ヘリノックスって名前はよく聞くけど、高いし本当に必要?」と思っていました。
結論から言うと、買って後悔したものは一つもありません。
我が家は車に積める荷物を極力コンパクトにしたい軽キャンパー。そんなスタイルにヘリノックスはドンピシャでハマりました。実は今までチェアワン、グラウンドチェア、カフェチェアも買って使っていました。今回は現在実際に使っているチェアゼロ・ビーチチェア・チェアワンミニ・スピードスツール・テーブルワンの5つを、キャンプ初心者の視点で正直にレビューします。

🏷️ ヘリノックスとは?
ヘリノックス(Helinox)は、韓国のアウトドアブランドです。もともとアルミポールのメーカーとして世界中のアウトドアブランドに素材を供給していた会社が、自社ブランドとして立ち上げました。
一番の特徴は「軽さ」と「強さ」の両立。
超軽量なのに、大人が座ってもびくともしない。その秘密は、航空機にも使われる高強度アルミ合金のポールにあります。
値段は正直、決して安くはありません。でも、使い続けるほどに「これはいい買い物だった」と感じるブランドです。
特に軽自動車でキャンプをする方には相性抜群。収納時のコンパクトさと軽さは、積載スペースが限られる軽キャンの悩みをそのまま解決してくれます。
🪑 ① チェアワン / チェアゼロ — 最初の一脚に迷ったらこれ
どんな椅子?
ヘリノックスの代名詞とも言えるのが、このチェアシリーズです。なかでもチェアゼロは、驚くほど軽くコンパクトに収納できる一脚。
| 重量 | 509g(531g:スタッフバッグ込み) ※500mlペットボトルと同じくらい! |
| サイズ | 幅50.5 × 奥行き46 × 高さ64cm |
| 収納サイズ | 幅10 × 奥行き10 × 高さ35cm |
| 座面高 | 28cm |
| 耐荷重(静荷重) | 120kg |
実際に使ってみて
初めて手に取ったとき、正直「これで大丈夫?」と不安になるくらい軽いです。でも組み立てて座ると、しっかりとした安定感。背中のフィット感も良く、長時間座っていても疲れません。
設営は慣れれば1分かからないくらい簡単。ポールをつなげてシートに通すだけです。
軽キャンをしている我が家では、収納袋に入れれば隙間にスッと収まるのが本当に助かっています。かさばるアウトドアチェアに悩んでいた頃が嘘のようです。
こんな人におすすめ:
- 軽自動車で積載スペースを節約したい人
- 荷物をなるべく軽くしたいソロキャンパー
- とにかく「最初の一脚」を探している人

🔥 ② ビーチチェア — ゆったり座りたいならこれ一択
どんな椅子?
チェアゼロよりも座面が低く、リラックス特化の椅子です。
| 重量 | 1,445g(1,540g:スタッフバッグ込み) |
| サイズ | 幅59 × 奥行き69 × 高さ78.5cm |
| 収納サイズ | 幅50 × 奥行き13 × 高さ11cm |
| 座面高 | 27cm(低めでリラックスしやすい) |
| 耐荷重(静荷重) | 145kg |
実際に使ってみて
これ、焚き火との相性が最高です。
低い座面で焚き火を眺めながら、ゆったり体を預ける。この体験のためだけに買っても後悔しないくらい、気持ちいいです。
名前に「ビーチ」とついていますが、キャンプ場でも大活躍。デイキャンプや、ゆっくり過ごしたい日のキャンプに特におすすめです。
我が家は、実は今リビングでも使っています。
こんな人におすすめ:
- 焚き火をのんびり楽しみたい人
- とにかくリラックスして座りたい人
- 海や公園でも使いたい人


👶 ③ チェアワンミニ — 子どもも「自分の椅子」が持てる
どんな椅子?
ヘリノックス・チェアの中で最軽量でコンパクト。500mlペットボトル並の重量なので、どこへでも持って行けます。座面高が低めなので、子どもでも座りやすく、耐荷重は90kgなので、大人も使用できます。
| 重量 | 433g(486g:スタッフバッグ込み) |
| サイズ | 幅39 × 奥行き33.5 × 高さ43.5cm |
| 収納サイズ | 幅26.5 × 奥行き8 × 高さ11cm |
| 座面高 | 23cm |
| 耐荷重(静荷重) | 90kg |
実際に使ってみて
子どもって、自分専用のギアをものすごく喜ぶんです。
「これ自分のやつ!」と言いながら自分で組み立てようとする姿を見ると、買ってよかったと心底思います。大人と同じデザインなのでサイトに統一感も出て、見た目もかわいい。
コンパクトに収納できるので、軽キャンの荷物の中でも場所を取らないのも助かっています。
こんな人におすすめ:
- 子ども連れでキャンプをしている人
- 子どもに本物のアウトドアギアを持たせたい人
- サイト全体をヘリノックスで統一したい人

🪑 ④ スピードスツール — サッと出せる軽量スツール
どんなスツール?
背もたれのないシンプルなスツールタイプ。展開がとにかく速く、収納もコンパクト。チョイ掛け・荷物置き・焚き火サイドの予備席として活躍するアイテムです。
| サイズ | 27.5 × 25 × 35.5cm |
| 収納サイズ | 8 × 8 × 37cm |
| 座面高 | 27.5cm |
| 重量 | 525g(本体:455g) |
| 耐荷重(静荷重) | 100kg |
実際に使ってみて
バンジーコードでポールとポールが繋がった構造で、開くだけで組み立てられるのが最大のポイント。展開・撤収が驚くほどスムーズで、ちょっと座りたい時にすぐ出せます。
軽量・コンパクトなので持ち運びも全く苦にならず、大阪万博の相棒としても大活躍してくれました。長時間の待ち時間や歩き疲れた時に、サッと取り出してチョイ掛けできるのが本当にありがたかったです。
こんな人におすすめ:
- 展開・撤収のスピードを最重視する人
- イベントや行楽地で「ちょっと座りたい」場面が多い人
- 軽キャン旅のお供に予備席が欲しい人

☕ ⑤ テーブルワン — チェアと合わせて快適さが段違い
どんなテーブル?
ヘリノックスのテーブルも、椅子と同じく軽くてコンパクト。テーブルワンはその中でもスタンダードなモデルです。
| 重量 | 626g(696g:スタッフバッグ込み) |
| サイズ | 幅60 × 奥行き40 × 高さ38cm |
| 収納サイズ | 幅42 × 奥行き11 × 高さ11cm |
| 耐荷重(静荷重) | 50kg |
実際に使ってみて
椅子だけあって地面に直置きしていた時期もあったのですが、テーブルワンを導入してからキャンプの快適さが一段上がりました。
食器を置く、コーヒーを置く、ただそれだけなのに、サイトの「整い感」が全然違う。 コンパクトなので設営の邪魔にもならず、ヘリノックスの椅子と高さのバランスもぴったりです。
こんな人におすすめ:
- ヘリノックスの椅子をすでに持っている人
- コーヒーやお酒をゆっくり楽しみたい人
- サイトをすっきりまとめたい人

⚠️ ヘリノックスのデメリットと対処法
愛用しているヘリノックスでも、使ってみて感じたデメリットはあります。買う前に知っておくと「こんなはずじゃ…」を防げるので、対処法とセットで正直にお伝えします。
🪑 チェアゼロ|軽すぎて風でひっくり返る
チェアゼロの最大の魅力である「超軽量」がそのままデメリットにも。風が強い日の屋外では、座っていない隙にコロンと倒れることがあります。
👉 対処法
純正の チェアアンカーを取り付けるか、 ペグにカラビナで固定するのが手軽で確実。これで風対策はほぼ完璧です。
🔥 ビーチチェア|ハイバックでそれなりに重い・かさばる
リラックス感は抜群ですが、ハイバックタイプなので 1.4kg超とそれなりの重量。収納サイズもコンパクトとは言えません。
👉 対処法
軽さ・コンパクトさを重視したい場合は チェアゼロ ハイバックに変えるのも選択肢。ハイバックの安心感はそのままに、重量・収納サイズが大きく変わります。
| モデル | 収納サイズ | 重量 |
|---|---|---|
| チェアゼロ ハイバック | 幅13.5 × 奥行13.5 × 高さ41cm | 650g |
| ビーチチェア | 幅14 × 奥行12 × 高さ47cm | 1,475g |
☕ テーブルワン|天面がメッシュ+布で不安定
テーブルワンは天面が メッシュ+布でできているため、コップやお皿を置くと少し沈み込んで不安定さを感じます。
👉 対処法
ハードトップタイプに変えると安定感が一気に増します。コンパクトさは少し犠牲になりますが、薄いので意外と荷物の邪魔にならず、料理を置く時の安心感が段違いです。
📊 まとめ:結局どれから買えばいい?
| チェアゼロ | ビーチチェア | テーブルワン | |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | 高め | 中〜高め | 中程度 |
| 軽さ | ◎ | ○ | ○ |
| リラックス度 | ○ | ◎ | — |
| 汎用性 | ◎ | ○ | ◎ |
予算が限られているなら、まずはチェアゼロ一択。
リラックス重視でゆったり楽しみたいならビーチチェア。
椅子を持っているならテーブルワンを追加するだけで、サイトの快適さが大きく変わります。
ヘリノックスは決して安い買い物ではありませんが、一度使うと「なぜもっと早く買わなかったんだろう」と思うはずです。長く使えるギアへの投資として、ぜひ検討してみてください。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。キャンプを楽しみましょう!

