せっかくの連休なのに、天気予報は雨。車中泊の予定、諦めかけていませんか?
結論から言うと、雨でも車中泊旅はできます。コツは「車内で粘らない」こと。昼は屋内施設で遊び、車は移動と寝る場所に割り切ります。
今年のGW、わが家(大人2人+11歳+4歳)は雨予報の中、3泊4日で白山方面へ行ってきました。この記事では、そのとき実際にやった予定の立て方・夜の過ごし方・持ち物をそのまま紹介します。
🎯 結論:昼は屋内施設、車は寝る場所に割り切る
雨の日の車中泊で一番つらいのは、寝ることではなく「昼の居場所がないこと」です。エブリイの車内は大人が立てません。家族4人で日中こもると、数時間で全員の機嫌が怪しくなります笑
だからわが家は発想を変えました。昼は屋内で遊べる施設をあらかじめ何個か見つけておき、組み合わせて予定を立てる。車は「移動」と「寝る」に専念させる。これだけで雨の車中泊旅は普通に回ります。
寝るだけなら、雨はほとんど問題になりません。体感では、雨で本当に困るのは「昼」と「乗り降りの瞬間」だけです。
🗺️ 雨の日の予定の立て方(GW白山方面の実例)
手順は3ステップです。①天気アプリの雨雲レーダーで雨の時間帯をつかむ→②行き先エリアの屋内施設を2〜3個ピックアップ→③雨の強い時間に施設、弱まる隙間に移動を割り当てる。
今年のGWは白山方面が雨予報でした。そこで事前に見つけておいたのが、この3施設です。結果的に、雨を気にせず遊び倒せました。
🚄 トレインパーク白山(石川県白山市)
北陸新幹線の車両基地「白山総合車両所」に隣接した鉄道ミュージアムです。2024年3月オープンでまだ新しく、館内はすべて屋内。新幹線の学び体感エリアと、こどもあそびエリアの2エリア構成です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 各エリア高校生以上500円・中学生以下無料(運転シミュレータは別料金) |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(最終受付16:30) |
| 休館日 | 水曜(祝日の場合は翌日) |
中学生以下が無料なのは、子連れには大きいです。わが家は大人2人分の1,000円ですみました。

🦋 石川県ふれあい昆虫館(石川県白山市)
白山市にある昆虫専門の博物館です。放蝶温室があり、雨でもチョウが飛ぶ空間を歩けます。料金は一般410円・高校生以下200円・小学生未満は無料です。
4歳の下の子は入館無料。家族4人で1,020円でした。雨の日の「午前だけ」「午後だけ」の半日枠を埋めるのにちょうどいい規模です。
✈️ 石川県立航空プラザ(石川県小松市)
小松空港の近くにある、日本海側唯一の航空機の博物館です。実機の展示と屋内大型遊具があり、入館は無料。フライトシミュレータだけ有料です。

「無料でここまで遊べるのか」というのが正直な感想です。雨の日の予定に1つ無料施設を入れておくと、施設代がかさむ連休でも財布が守れます。

ポイントは「1つの施設で1日粘らない」こと。半日サイズの施設を2〜3個つなぐ方が、子どもの飽きが来る前に場面が切り替わるので、機嫌が持ちます。
🌙 夜の過ごし方:長い夜はiPadのオフライン動画
雨の日は外で焚き火も散歩もできないので、夜が長くなります。わが家の答えはiPadです。YouTube PremiumとAmazonプライム・ビデオで、映画や動画を見て過ごしています。
大事なのは、動画を自宅で事前にダウンロードしておくこと。車中泊で行くような田舎は電波が弱い場所が多く、現地でストリーミング再生しようとすると止まります。オフライン再生なら圏外でも関係ありません。
気になる点はダウンロードの手間です。出発前夜に家族分の本数を落とすと時間がかかるので、私はWi-Fiのある自宅で前日までに仕込むようにしています。
🚐 雨の日の就寝レイアウト(ルーフは開けない)
わが家のエブリイ(ココワゴン)はポップアップルーフ付きですが、雨の日はルーフを開けません。生地が濡れると撤収後の乾燥が面倒だからです。
その場合は、下段に大人2人+4歳、前席を倒して11歳の「下段3人+前席1人」で寝ます。図にするとこうです。

マットのサイズ選びや寝心地の詳細は、別記事「軽で家族4人就寝は可能?」にまとめています。雨レイアウトはこの記事の応用形です。
🎒 雨の日の必須アイテム3つ
① 折りたたみ傘
駐車場から施設の入口まで、トイレまで、と雨の車中泊は「短い距離を何度も歩く」旅です。長傘より、1人1本の折りたたみ傘が車内で邪魔になりません。
わが家の傘は2本体制です。1本目はモンベルのサンブロックアンブレラで、通勤や普段使いはこちら。晴雨兼用なので、梅雨から夏は日傘としても使い回せます。
2本目はゴッサマーギアのフォールディングアンブレラ3.0です。約155gで、たたむと5×22cm。開けば直径90cmと、軽さと傘面積のバランスが取れています。旅行や、小さいボディバッグで軽く出かける日はこちら。車中泊旅に積んでいくのもこの傘です。雨の車中泊は車と施設の間で傘をさしたり閉じたりの繰り返しになりますが、この傘は閉じるとすぐコンパクトになるので、その往復がラクでした。
② パタゴニア フーディニ・ジャケット(雨ガッパの代わり)
私の雨対策の主役はこれです。重さ102gの超軽量ウインドシェルで、撥水加工つき。荷物の積み下ろしなど両手がふさがる場面では、傘よりこちらを羽織ります。
本格的なレインウェアではないので、土砂降りの中を長く歩く用途には向きません。ただ「車と建物の間の数十メートル」が主戦場の車中泊では、体感ではこれで十分でした。胸ポケットに本体を収納でき、手のひらサイズになるのも車内向きです。
③ 天気アプリの雨雲レーダー
ギアではありませんが、実は一番使っています。雨雲レーダーで「30分後に弱まる」が見えると、移動・買い出し・トイレのタイミングを雨の隙間に合わせられます。予定を守る道具ではなく、予定をずらすための道具です。
